酸蝕症
- 2025年11月25日
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今回は『酸蝕症』についてお話します。
酸蝕症とは?
皆さん、酸蝕症という病気をご存じですか。
酸蝕症とは硬い組織である歯の表面のエナメル質が酸によって徐々に溶け出してしまう疾患です。
これは主に、食事や飲み物に含まれる酸、胃酸が口腔内に逆流することで引き起こされます。
虫歯とは異なり、酸蝕症は特定の部位に限らず、酸性の飲食物が触れる歯のあらゆる部位に影響を与える可能性があります。
また、酸蝕症は飲食物以外にも、ガラス工場やメッキ工場などお仕事で強い酸を扱う人にも多く見られます。
酸蝕症の症状
・歯が丸くなる
・歯の変色
・歯がしみやすくなる
・歯が透き通る
・詰めもの、被せものが取れやすくなる
酸蝕症の原因
要因は大きく分けて内因性と外因性の2つに分かれます。
- 内因性(摂食障害、胃食道逆流症、アルコール依存症)
- 外因性(酸性の強い食品、酸性の薬剤、酸性の薬品)
酸蝕症の予防法
・ダラダラ食べ、飲みをしない
食べる頻度が多いと、それだけ酸の影響が多きくなります。
・寝る前の飲食を控える
就寝中は唾液の量が減るため、酸が口の中に残りやすくなります。
・フッ素を使用する
フッ素はむし歯だけでなく、酸蝕症にも効果があります。
酸蝕症について気になる方、お口のことでお困りの方はお気軽にご相談ください😊




