自分の歯を長持ちさせる秘訣
誰でもご自身の歯をなるべく多く、健康な状態で長年使っていきたいというのが皆様の理想ですよね。
では、実際にご自身の歯を長持ちさせるためにはどういったことをすればいいのか解説していきます。
◆何年永久歯を使い続けるのか?◆
男性の平均寿命は約81年、女性の平均寿命は約88年
と発表されてます。
永久歯の生え変わりが12~15歳程度で終了するとして、65年以上同じ歯を使い続ける計算になります。
◆あなたのお手入れは適切ですか?◆
・65年間健康な歯でいるために、適切なお手入れをしていますか?
・あなたのデンタルケアで十分な効果は得られていますか?
お口の健康を保つ3つの対策を今すぐ見直してみましょう。
◆お口の健康を保つ3つの対策◆
3つの対策が基本中の基本です。
・ブラッシング
・歯間の清掃
・糖分摂取の制限
ブラッシング
ご自身のブラッシングで充分にお口の清掃できてますか?
ただ漫然とブラッシングしてるだけでは歯垢は除去しきれません。ご自身の歯並びを理解し、
適切にブラッシングをしなければ清掃効果は得られません。
また、電動歯ブラシの使用方法が適切でなければ意味がありません。
歯間の清掃
歯と歯間の隙間(空隙)は個人によって大きく差があります。基本的には歯間が詰まり気味な人はデンタルフロスを、
歯間が空き気味な人や歯周病が疑われる人は歯間ブラシを使用します。
また、お口の部位ごとにデンタルフロスと歯間ブラシを使い分けた方がいい方もいます。
糖分摂取の制限
・甘い食品、飲料の摂取が習慣化していませんか?
・糖分の含まれた飲料を少しずつダラダラと飲んでいませんか?
・おやつを食べる習慣がありませんか?
糖分が含まれたものを口に入れたらすぐに歯みがきをすることを習慣にしてください。
また、すぐに歯みがきができない場合は水で口をゆすぐことを心掛けましょう。
自覚症状がないから自分は大丈夫と思っていませんか?自覚症状があれば歯周病がかなり進行してると思っていいでしょう。
定期的に歯科医院で歯周ポケット検査を受けて、ご自身の歯周に状態を調べてください。
予防が一番効果的
沢山の方のお口の中を見てきた経験の中で、確かなことは「予防が一番効果的な対策」だという事です。
毎日のデンタルケアが本当に効果的か、今一度見直してみて下さい。
歯科医院での清掃や歯科医師による口腔内に状態確認を行いながら、歯科医師と二人三脚でご自身の歯を守っていきましょう。