歯周病が身体に及ぼす影響
- 2024年10月24日
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「歯周病」という病気を耳にしたことはあると思いますが、歯周病を放っておくと身体にどのような悪影響を及ぼすのかお話いたします。
◆歯周病ってどんな病気?◆
まず、歯周病とは細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で歯の周りの歯茎や歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないで放っておくと、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、
腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。
では、歯周病を放っておくと身体にはどんな影響を及ぼすのでしょう?
◆歯周病を放っておくとどんな病気になるの?◆
骨粗鬆症・糖尿病・関節リウマチ・認知症アルツハイマー・脳梗塞
心筋梗塞・狭心症・心内膜炎・敗血症・動脈硬化・緑内障・精神疾患(うつ)
アトピー性皮膚炎・気管支喘息・腎炎・誤嚥性肺炎・胃潰瘍・食道がん
大腸がん・胆のう炎・虫垂炎・味覚障害・リンパ節炎・肥満・抜け毛・薄毛
上記以上にもっとたくさんの病気がありますが、歯周病と関わりのある病気は一部だけでも
これほどもあります。聞くだけで怖い病気がたくさんありますよね。
歯周病菌は腫れた歯肉から簡単に血管内に侵入し全身へと回ります。
血管に入った細菌は体の力で死滅しますが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素は残りの血糖値に悪影響を及ぼしたり、
歯周病菌が血管に入り込むことで血管を狭めることに関係し、脳の血管も詰まりやすくなります。
また心臓の冠動脈や動脈硬化を起こして詰まりやすくなり、狭心症や心筋梗塞になる危険性もあります。
このように自覚症状もなかなかないですが、健康にこれほど影響を及ぼす病気なのでご自宅でのセルフケアはもちろん、
定期的に歯医者さんに通い、歯石を除去してもらうことをおすすめしております。
当院では患者様のご要望にあった治療法を一緒に見つけ治療を進めていきますので、安心して治療を受けていただけます。
ご新規様も受け付けておりますので、お気軽にお越しください。
スタッフ一同、ご来院をお待ちしております。