口呼吸のリスク|歯をまもる歯科|四條畷市の歯医者・小児歯科

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COLUMN

医療コラム

口呼吸のリスク|歯をまもる歯科|四條畷市の歯医者・小児歯科

口呼吸のリスク

みなさん、周りの人から口呼吸を指摘されたことはありませんか?

今日は、口呼吸のリスクについてお話します。

 

健康の基本は鼻呼吸

鼻水は1日に薬1ℓも分泌されています。そのうちの約7割は、鼻を通る空気を加湿するのに利用されています。

しかし、口呼吸をしていると湿度を上げることができないので口腔内が乾燥してしまいます。

また、鼻呼吸をすることで空気が温められ、その温度は35度から37度にもなります。

一方、口呼吸はここまで温められることはなく、冷たいまま肺に届けられてしまいます。

それにより、免疫力が低下するリスクにつながったり肺にかかる負担が大きくなります。

このように鼻には加湿機能や温度調節機能などがあり、健康のためには鼻呼吸をすることが必要です。

 

  • 口呼吸のデメリット

①呼吸器系の病気リスクが上がる

口呼吸をすると、冷えた空気が乾燥したまま気道へと送られます。

乾燥した空気が通ることによって、口内や喉が乾燥し、その結果、口内トラブルや喉の炎症など呼吸器系の病気を起こしやすくなります。

 

②口内トラブルを起こしやすい

唾液によってお口の中は常に湿った状態になっていますが、口呼吸をすることで乾燥してしまいます。

口呼吸でお口の中が乾燥してしまうと、唾液による殺菌効果が減る為、口内に存在する数億以上の細菌が活動を活発化させてしまいます。

その結果、虫歯や歯周病といったトラブルが起こりやすくなります。

 

③歯並び悪化

歯並びは、舌が内側から歯を押す力と頬や唇などが外側から歯を押す力のバランスによって成り立っています。

しかし、口呼吸をしている外側から中へと押す力が不足しているため前歯が出てきやすくなります。

 

口呼吸から鼻呼吸へ

以下の体操を10回1セットとして、1日3セットを目標にしてください。

1,『あー』と大きく口をあけます。

2,『いー』と横に大きく口をあけます。

3,『うー』と口をすぼめてできるだけ前に突き出します。

4,『べー』と舌をできるだけ下へ伸ばします。(声は出さなくてOK!)

 

鼻呼吸ができるようになれば、全身によい影響を与えるようになります。

今日ご紹介した『あいうべ体操』是非実践してみてくださいね😊

 

 

 

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